植物としてのアーモンド Almond as a plant

植物学上の分類

アーモンドはバラ科サクラ属。
核果類の桃、杏、梅などと近縁の植物です。
桃や梅は果肉を食べますが、アーモンドは「仁」の部分を食べます。

種類

スィートアーモンド(sweetalmond、甘扁桃仁)
食用として農業的に栽培されているもののほとんどはこの種類で、カリフォルニア産は、100%これにあたります。
ビターアーモンド(bitter almond、苦扁桃仁)
野生種、或いはそれに近いアーモンドの木から穫れるもの。それに含まれるアミグダリンという青酸化合物によって苦い味がして一定量以上摂取すると有毒です。ヨーロッパ、中近東で生産され又、スィートアーモンド中に夾雑している場合もまれにあります。
着香料として、或いはビターアーモンドエッセンス、オイルの原料として用いられてます。この種は、含有している青酸の為、日本へは輸入することはできません。香りの成分は、アミグダリンから分解されるベンズアルデヒドで市販香料の主成分はこれです。
アプリコットカーネル(apricot kernel、杏仁)
杏(あんず)の仁の部分。アーモンドより通常小型で、中国ではアーモンドと混同されています。ビターアーモンドと同様の香りを持ちつことから代用としても使用出来ます。古くから咳止等の漢方薬として、杏仁豆腐の材料としても用いられています。

各国の名称

  • 扁桃(仁):へんとう(和名)
  • mandel:マンデル(独)
  • almond:アーモンド(英)
  • almendra:アルメンドラ(西)
  • amande:アマンド(仏)
  • mandola:マンドーラ(伊)